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時、すでに午前7時半。 今日は土曜日、市内探索の日だ。 これで何回目だろうね? 2回目までは数えていたような気がするが、今は数えちゃいない。 団長のハルヒは数えているだろうか?いやいや、数えちゃいないだろう。 俺は、脳を刺激する音を発する目覚まし時計を止め、布団を剥いだ。 いつもいつも思うんだが、休みの日にこの時間に起きるのはつらい。 なぜか、平日よりつらかったりするから不思議なことだ。 ところで、今日は妹は俺を起こしにこなかった。 と言っても、いつも土曜日はそうだ。だから何の疑問も浮かばない。 普通の小学生なら、この曜日、この時間はまだ寝てるだろ? とは思っていたのだが、リビングまで朝食を食べに行くと、そこにはもう妹はいた。 しかも、パジャマ姿ではなく、私服。 さらに言えば、普段学校に行くような服ではなく、遊園地に行く時に着るような服を着ている。 なんだ?ミヨキチとかとどこかに遊びに行くのか? とか思いながらも、とりあえず俺は椅子に腰を掛け、 「おはよう。今日はどこか行くのか?」と、聞いてみた。 まあ挨拶のついでみたいな感じだ。 特に、たいして気になっていたわけではない・・・のだが、 「ンフフ。ひっみつー!」 と、サプライズイベントを考えているような顔で言われると、少しは気になってしまう。 ただ、本人に聞いてもなんか答えてくれなさそうだったので、妹が自分の部屋に戻った後、台所に立っている母親に、妹がどこに行くのか聞いてみたんだが、 「あの子もわたしに似て、ませてるわ」と、これまたよく分からない返答が返ってきた。 妹がませてるというならば、ミヨキチはませてるを超越した存在だろう。 「今日の夕食はあの子の好きなハンバーグよ。まんがいちのために多めに作っておくわ」 どうせ友だちと遊ぶだけだろ?何をそんなにはりきってるんだ? とか思いながら、俺は朝食を食べ終わり、部屋に戻って私服に着替え、髪でもセットしてから行こうかと考えて洗面所に行こうとしたその時、 「じゃあ行ってきまーす。あっ!キョンくんわたしの机の引き出し開けちゃダメだよー!」 とか言って、妹は俺よりも早く外出して行った。 ・・・・・おい、それは見てほしいと言ってるのか? いや、多分妹のことだ、本当に見てほしくない何かが机の引き出しに入っていてそう言ったのだろう。 とか思いながらも俺は妹の部屋に来た。 机の引き出しを開ける。 いろんな物が入ってる中の一番上の乗っかっているのが誰かからの手紙だ。 まあ、小学生にしてみりゃキレイな字じゃないか?とか思いながら、俺は何気なくその手紙を読んだ。 ん?なんだこれは? もう一度読み直す。 ん?なんだこれは? 『今度の土曜日の午前9時半、小学校の校門前で待ってます』 その後にどう考えても男の名前。 それがこの手紙に書いてあった言葉だ。 ん?なんだこれは? その時の俺がどんな顔をしていたか知らないが、多分普段よりもアホ面にはなっていただろう。 とりあえず俺は、急いで自転車に乗り、急いでいつもの北口駅に向かった。 妹の小学校、つまり俺の母校でもあるわけだが、そこまでは北口駅から、歩いて20分ぐらい。 ならば、俺と一緒のメンバーになったヤツと妹と誰か知らんが、その男の後をつけていこう。 ハルヒ以外なら、多分俺の行きたいところを言ったらついてきてくれるだろうしな。 なぜ、俺がそんなことをしたいのかは俺自身もよく分からん。 とりあえず、俺は妹思いと解釈しておく。 「おそい!罰金!」 ゼェゼェ言ってる俺にハルヒはお決まりのように(というよりお決まりみたいなもんだが)、そう言ってきた。 そこから毎度おなじみで、俺の奢りの喫茶店に足を運び、それなのに店員に「いつもの」と言っても頭にはてなマークを出され、 それからいつものようにハルヒがつまようじを取り出した。 ハルヒの手には五本のつまようじ。 うち、2本は赤で塗られている。 まずは俺が引く。 印あり ということは、俺は二人組みになるわけで、こりゃあハルヒと一緒にならない確率は現在のところ75%。 まあ、ならないだろう。 さて、次は長門だ。長門は・・・印なし。 まあ、長門の場合、図書館に行きたがってるだろうから、俺が妹のもとへ行ったら無言の圧力をかけてくるかもしれないからな。 これはこれでよかったと考えておこう。 次は古泉。・・・印なし。で、朝比奈さんは・・・・・ 「じゃあ、みくるちゃん達は東のほうお願いね!」 俺の横にいる女が、向かいの三人にそう叫ぶ。 くそ、古泉がうらやましいぜ。両手に花じゃねーか。 「じゃキョン、行くわよ」 ハルヒは、まるで飼い犬を呼ぶようにそう言う。 そう思うのは、俺のあだ名が悪いのか? 現在時刻は9時20分。 「何ボーっと突っ立ってんのよ!それとも何?あたしと並んで歩くのが恥ずかしいの?」 携帯の時計を見ている俺にむかってハルヒはそう言ってきた。 なぜ、嫌じゃなくて恥ずかしいという言葉がでてくるのかなんてこのさいどうでもいい。 とにかくだ、 「行きたいところがある」 「何よ?ちょっとだけの買い物ならつきあってあげてもいいわよ」 「違うんだ・・・」 それからハルヒは、少し嫌そうな・・・というより残念そうな顔をしたが、すぐに面白そうだと言って了承してくれた。 恋愛感情は精神病だとか言ってたから、そういうのには全く持って興味ないと思ってたんだがな。 それでだ、時間が時間なこともあり、ハルヒの提案で俺はハルヒを自転車の荷台に乗せて小学校まで向かった。 「もっと早く走れないの?遅れちゃうわよ?」 分かってるさ。分かってるが上り坂だからスピードでないんだよ。 後、お前が重い。 一般的な女子高生よりは軽いんだろうがな。 で、坂が下りになると、 「ちょっとキョン、速いわよ!あたしが落ちそうでしょうが!」 とか言いながら、俺の腰に強くつかまってきた。 何かやわらかいものがあたってるが、今の俺はそんなこと気にしてる暇はねぇ。 で、そんなこんなで学校についたのは、9時35分。 妹発見。 そして、ちょうど今、妹を誘ったと思われる男がやってきた。 くそ、自分で誘っといて女を待たせるどころか、遅刻だと! なんてデリカシーの無いやつだ。 「あんただっていっつも遅れて来るじゃないの」 俺はお前を誘った覚えなんてない。 いつもいつもお前のワガママに振り回されてるだけだ。 ところで、今俺たちはギリギリ妹の声が聞こえる場所にいる。 こんないいところに、こんな隠れ場所があっただろうか?と、小学生のときの記憶をまさぐってみるが、どうも思い出せない。 まあ、そんなことはどうでもいい。 「ごめん、僕から誘っといて、遅れちゃって」 「ううん、わたしも今来たところだよー!」 んなわけがないだろ! お前は俺よりも家を出るのが早かったんだぞ! さらに言えば、北口駅よりもこの学校のほうが家から近い。 ったく、どこでそんなお世辞を覚えたんだ!? 「あ、あたしだってあれぐらい言えるわよ!」 俺が何を思ってると思ったのか、ハルヒはいきなりそんなことを言い出した。 いや、別に俺は、俺が遅れてやって来たときに、お前に「あたしも今来たトコだから、今日は罰金は二人でわけましょ!」なんて言ってほしいなんて思っちゃいねーよ。 まあ、財布の中身が少しでも減らさないということを考えれば、それもありか。 だが、ハルヒが急にそんなことを言い出したら、俺はその世界の存在を疑うね。 それから、妹と男は二人並んで繁華街の方向に向かって歩き出した。 男はドギマギ、妹はルンルンという感じで。 ところで、先ほどから俺は男男と言っているが、もちろん妹の横に並んでいるのは妹と同い年ぐらい、というより多分同い年であろう男の子だ。 見た感じでは・・・そうだな、さらさらヘアーで黒髪の国木田が小さくなったらあんな感じってところじゃないだろうか? で、何で俺が男男言ってるか・・・ 別に理由なんてない。 そうあらわしたほうがあってるような気がするからそう言ってるだけだ。 ところでハルヒよ、何でお前までドギマギしてるんだ? 目の前の妹と男は先ほどから何も話さずに、ただただ歩いている。 ここからだと、ギリギリ話が聞こえるだろう距離だから、聞こえないということはないと思うしな。 ところで、後ろからでも分かるのだが、男のほうがチラチラと妹のスカートを見ている・・・ いや、違う。あれは妹の腕を見ているんだ。 まさか、手繋ごうとしてるわけじゃないだろうな? でもまあ、そういうこと言える勇気なんてなさそうだ。大丈夫だろう。 とか思ってると、妹が男の顔を覗き込んで、自分から手を差し出してきた!! 何やってんだあのやろう! 絶対あの男の手は汗でべたべただぞ!! そんな手と妹の手を繋がせるk・・・・ あぁ!!繋いじまった!! まあ、これぐらいいいか。 なぜ俺はこんなにもオーバーにショックを受けてるんだ? ところでハルヒよ、何でお前は唖然とした顔のまま突っ立ってるんだ? そしてなぜ、その後俺の顔を3秒ほど見つめる。 まさかハルヒも俺と手を繋ごうと・・・・・思ってるわけないか。 ところで先ほどから、二人は沈黙を保っている。 おしゃべり好きの妹がこんなにも黙ることがあるとは驚きだ。 そんな空気に耐えられなかったのか、その沈黙を妹が破った。 兄弟がいるのかどうか訊ねている。 一人っ子だとかどうでもいい情報は、俺の脳がパソコンならすぐに削除している情報だ。 さらに、男が妹に同じことを聞き返す。 「キョン君がいるよー!ちなみに、わたしは長女だよー!」 妹よ、俺が弟みたいな言い方をしないでくれるか。 「あんたもしかして妹になめられてるんじゃないの?」 そうかもしれんが、それを言わないでくれるかハルヒよ。 いやいや、前言撤回。 それはない。 ・・・・・多分。 その後二人は、繁華街まで行き、ファーストフード店に入っていった。 俺も続いて入ろうとする。 が、急に首を絞められた感覚に襲われ、それはハルヒが俺の襟を強い力で後ろに引っ張っているからだと分かり、 そしてそれをなぜかと考え、そういやそろそろ集合時間だと思い出し、しかたなく戻ろうとすると、 「あんたどこ行くのよ!」 と、ハルヒが言ってきた。 いや、あの集合場所ですけど、俺何か間違えましたか?道はこっちであってるはずですが。 「あんた今ここで妹ちゃんの行方見逃していいの?」 「そんなこと言ったって、古泉たち待たせてるだろ」 「大丈夫よ。3人にはさっきメールで午後は中止で自由解散と伝えといたから」 そうか、それはハルヒのわりには気が利くな。 しかも、こういうことは団長であるハルヒにしかできないことだから、市内探索はハルヒとあたってよかったかもしれない。 でも、じゃあ何で俺の足を止めたんだ? 「これ以上近づいたら危ないわよ。ほら、ここから妹ちゃん見えるけど、妹ちゃんは入り口の方向に顔をむけて座ってるでしょ」 まあ、確かにそうだな。 だから、一時待機というわけか。 「ところで、ねえ。こういうことするのって普通は変装するものだと思うのよ。だから、ホラ。あそこで変装道具買って行きましょ!」 と言ってハルヒが指さしたのは、ファーストフード店の向かいにある若者向けの衣料品店だった。 中にはサングラスやら帽子やら、他にもジャケット、シャツといろいろ売っている。 まあ、変装するという考えは間違っちゃあいないが、こんなことしたら目だってしょうがない。 もともと、目立たないように着る迷彩服が、こんな街中じゃあ意味無いしな。 それに、妹は敏感な時もあるんだ。 いや、たいていの場合、鈍感だが。 「ねえキョン、これなんてどう?」 と、さきほどまでいろいろ服を見てまわっていたハルヒが俺に言ってきた。 ハルヒを見る。 そこには、頭に乗せたサングラス、黒い長袖の服に、わざっとベルトを垂らしたジーパンを履いているハルヒがいた。 いや、それは変装衣装とはいえないと思うぞ。 とか思っていると、 「恥ずかしがらずに褒めてやりなよ彼氏ちゃん」 と、二十歳そこそこの男の店員が言ってきた。 確かに、かっこよくはあるが、『彼氏』という言葉は間違ってますよ。 まあ、わざわざ否定するのもなんなので何も言わずにいると、 「か、彼氏なんかじゃないわよ!」 と、ハルヒから言ってくれた。 まあ、ハルヒも俺なんかが彼氏と思われるのはごめんだとでも思ったんだろうな。 それよりあれだ、彼氏といえば、妹の彼氏候補かもしれないあの男。 小学生のくせに生意気だ。女とデートはせめて中学生からにしろ。 と、思いながら俺は向かえのファーストフード店を見る。 って、あれっ!! 店から出て行こうとしているじゃないか!! 「ハルヒ、早く出るぞ」 「えっ?でも、着替えなきゃ」 「ああ、もうじゃあもうそれ買え!」 「無理よ。こんなに買うお金持ってきてないし」 じゃあなんでこの服を着たんだ! と、怒鳴ろうとするときにはもう、妹と男は店から出てきた。 先ほどの男の店員は俺にウインクをしてくる。気色悪いからやめてくれ。 それから、5時間ほどが経過する。 いつまで二人でいる気だあのやろう。 そろそろ小学生は帰らなきゃいけないだろうが! 妹の門限は5時だぞ! いや、誰もそんなルール作ってないが。 ちなみにこの5時間、二人は近くでやってた映画上映会に行ったり、アイスを買って食べたり、ゲームセンターに行ったり、 ところで、時間がたつに連れて俺の財布から野口英世様がいなくなっていくのはどうしてだろう? それよりも今さらだが、なぜハルヒはここまで俺についてくれているのだろう? いや、くれているという言い方はおかしいか。 はっきり言って、邪魔だ。 二人は小学校の近くの人気のない公園に入っていく。 「今日は一緒にいてくれてありがとう。楽しかったよ」 男が妹に言う。 俺は、あれで楽しかったのか!と少し驚きながら、二人を見続けた。 隣で俺の財布に入ってた金から買ったコーラをグビグビ飲んでいるハルヒは無視だ。 「そろそろ帰らなきゃね!明後日また学校で会お!」 その後に、「また、こうやって遊ぼうね!」と妹は続けた。 何を言ってるんだ妹!しかも笑顔で! それはお兄ちゃんが許さないぞ! ふと、男の顔を見ると先ほどよりも暗い顔になっているのが分かる。 なぜ、妹にあんなこと言ってもらえて暗い顔せにゃならんのだ! とか思っていると、 「一つだけ言いたいことがあるんだ」 と、言い出した。 さてさて、何を言いたいんだろう? と、今日の行動、言動、あの手紙を思い出しながら考えてみて、ふと気づいた。 まだ告白をしていない。 はっきり言って、告白した後のことをやってるが、実際には告白なんてしていない。 まさか言うつもりなのか! と思ってると、ハルヒが後ろから俺の腰を掴んできた。 どうやら、俺は今にも妹のもとへ駆け寄ろうとしていたところらしい。 「あんた、今邪魔しちゃ二人に悪いでしょうが!」 分かってるさ。それぐらい分かってるさ俺にも。 もし、二人が中学生なら何も言わん。 でも、まだ小学生だぞ小学生。水色の時代になっているかどうかも分からないんだぞ。 それからしばらくして、男が口を開いた。 「僕、明日遠くの町に引っ越すんだ」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ またまた沈黙。 しかし、先ほどと空気が違う。 今回はそれを聞いた全員が硬直している。 予想外だ。 いや、でもあれ? 普通、明日引っ越すぐらいなら、自前に先生から生徒に説明されてるだろ? という疑問を感じていると、 「先生には、みんなには黙っててほしいって言ってたんだ」 と、回答をくれた。 つまり今回の行動は、引っ越す前の最後の思い出を作りたかったとかそんなのか・・・ で、なぜ妹か・・・いや、それは言われなくても分かる。 それより、今は夕方。 夕日に照らされる二人は絵になるような気がする。 遠くからバイクの音が聞こえた。 「じゃあ、僕帰るよ。今日のことずっと忘れないから」 少年は走って帰っていった。 妹は呆然として立ち止まっている。 えっと・・・俺はどうするべきだ? いや、さっきからなんもしてないんだけどさ・・・ でもな、なんかしなきゃならないような気がするんだよ。 とか思っていると、ハルヒが急に立ち上がった。 「ちょっとさっきの子、連れ戻してくる」 「何で?」 「何でってあたりまえでしょ!これじゃあ妹ちゃんがかわいそうじゃないの!」 「何で?」 「何でってあんた、今日一日妹ちゃんはあの子と一緒にいてあげたのよ。それってつまり・・・ああ、もういい」 そう言い終わるや否や、ハルヒは少年のもとに駆け出して行った。 あの少年も小学生のわりには足が速かったように見えたからな。追いつけるかどうか・・・ ふと、妹の方を見てみた。 って、うゎっと! 妹もこちらを見ていた。 「キョンくぅん」 今にも泣き出しそうな声で俺を呼ぶ。 誰だ!妹を泣かしたのは! チクショウさっきの男か。今度あったら覚えとけよ。 「キョンくぅん」 もう一度俺の名を呼ぶ。 今度は俺の腹にもたれかかりながら。 もっと野菜食べて背高くなれよ。 とか思いながら俺は、妹が泣き止むまでそのままじっとたたずんでいた。 それからいったん小学校まで行き、妹を荷台に乗せて俺は漕ぎ出した。 何か忘れているような気がするが、そのうち思い出すだろう。 途中から寝息が聞こえだしてきた。 どうやら荷台で寝てしまったらしい。 落ちるなよ。 でもまあ、自転車の上で寝ちまうぐらい、今日は本当に疲れる一日だったんだろうな。 俺は自転車の速度を減速させ、今日の夕飯はなんだったかな?と思いながら、 「おやすみ」 そう呟いた。 次の日、俺は妹のボディプレスによって起こされた。 おかしいな・・・今日は日曜日なはずなんだが。 「キョンくん。昨日ついてきてたの?」 妹が何かたくらんでいるような顔でそう言ってきた。 ったく、昨日は帰ってきてからも普段より元気なかったのに、今日は何でこんなに朝から元気100倍なんだ。 とりあえず、ここは返答しておかないとな。ここは嘘をついておこう。 「いいや、あの時偶然通りかかったんだ」 「ホントー?」 「本当だ」 「何で着いてきてたの?」 「そりゃあ、しんぱ・・・・・」 はめられた。 「やっぱり着いてきてたんだー!」 なぜうれしそうに言う? ここは怒るところじゃないのか? それとだ、「何してもらおっかなー?」ってどういう意味だ? 「遊園地!」 俺は3秒間強く目を瞑ってから、「また今度な」 そう言ったのだが、 「ダーメ。今日行くの!」 今日ってお前、昨日疲れただろ?今日はゆっくり休め。 と言ったとたん、またまたボディプレス発動。 「今日行くのー!」 そんなこと言われても、財布の中身は昨日の出来事のせいで0に等しい。 と思ったが次のひと言で、俺は行くことに決めた。 まあ、金なら通帳からおろせばいいだけさ。 「ねっ!お願い。お兄ちゃん」
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「殺してやる」 そう俺はハルヒに言うと近くにあった椅子を片手で持ち上げた 人を殺すという異常な行動に反して俺の頭の中はとても冷静だった 何がハルヒに選ばれた、だ 何がSOS団だ 確かに楽しいときもあった だがなんだこの所業は ただ俺は平凡で、ちょっとばかし楽しいことがあれば良かったんだ 神だろうが救世主だろうが知らん、何故俺の人生に干渉するんだ なんでお前に俺の生活を脅かされなくてはいけないんだ なんでお前に俺の幸せを取り上げられなくてはいけないんだ そして俺はハルヒに近づくと持っていた椅子を振り上げ 次の瞬間に俺は壁に叩きつけられていた 「落ち着いてください、キョン君」 古泉が俺に言う、つまりこれは古泉の仕業か そうか、閉鎖空間なら力を発揮出来るんだったな 「なんで止める、俺は被害者なんだ、だからこいつを断罪してやるんだ」 そして再度俺は狂いの根源を潰しにかかる 今度は持っていた椅子が燃えカスになった はははは、そうか、俺はハルヒを殺すことが出来ないんだ ふとハルヒに目をやるとハルヒはとても怯えていた まるで自分が被害者の様に 「何故だ、お前が全て悪いのに 俺は被害者なのに、お前が加害者なのに クソクソクソクソクソクソクソクソ 死んでしまえ死んでしまえ死んでしまえ死んでしまえ」 いつの間にか俺は泣き叫んでいた 古泉の仲裁の元に結局、俺は今、家に居る 俺は何も出来なった、これからも辛い日々が続くんだろう 今、俺はこの世の全てを呪っていた 明日の学校に行きたくない、いや永久に行きたくない 妹が俺を見に来ているのが気配でわかった 「どうした、俺に何か用でもあるのか?」 俺は平然を装う 「キョン君、学校で何かあったの?」 的中だ、鋭い 「むむむ、流石は我が妹だ 実はな学校の期末テストで赤点を取ってしまったんだ おっと、これは父さんや母さんには秘密だぞ」 俺は明るく振舞ってやる、どうやら警戒は解けたようだ 妹が居なくなるのを確認するとため息をつく 緊張がとけると不思議と大粒の涙がこぼれてきた 俺はこれからどうすればいいんだ そして ふと、机の上のカッターナイフが目に付いた はははは、意外と出るんだな そう、俺は自傷行為に手を出していた 世間様はリストカットなんて呼んでいるが、そんなもんじゃない 俺は死ぬつもりだ この世界がハルヒの思い通りに進んでいくというのなら俺は生きている限り不幸であろう だから逃げ出してやる、こんな世界こちらから願い下げだ、グッバイだ 段々と意識が薄れていくのがわかる もうすぐだ、もうすぐで全部終わる 気がつくと俺は教室で自分の席に座っていた 確かに俺は死んだはずだ、何故生きている 考えていると谷口が話しかけてくる、どうせ嫌がらせだろう 「なー、キョン、昨日のMステ見たか? まさかあそこでマイクが倒れるとは思わなかったよなー」 まったくもって理解不能だ なんだ、何が起こっているんだ 全て夢だったのか? いやあの苦痛やあの感覚は夢や幻なんかではない あっという間に一日が終わり放課後、古泉に呼び出された 「つまり、お前の言うことをまとめると 俺が死んだ世界は消滅し再構築され今、現在俺がここにいるというわけか」 混乱しながらも古泉から話された事を自らまとめ、そして確認を取った どうやら俺は確実に死んだらしい 地元の新聞にも取り上げられたそうだ ここからが要所だ 俺が死んだ事実を知ったハルヒは精神状態がおかしくなったそうだ そしてハルヒは、お得意の能力で世界を分解、再構築させ この一件について何もなかった世界を作ったそうだ なんとも便利で身勝手な能力だ 「当の本人は覚えているのか?」 俺は素朴な疑問を古泉にぶつけた 「いえ、どうやら覚えていないようですね まあ、あの事については誰もが忘れたいことでしょうから」 古泉が返す 「じゃあ何で俺らの記憶はハッキリしているんだ」 そんな粗のあるハルヒの能力に対する疑問をぶつけた 「おそらく、二度と繰り返してはいけない為でしょう」 もっともな意見が帰ってきた こうして微妙に納得できないまま俺達は解散した そしてありふれた日常が戻ってきた 相変わらずハルヒは無茶をしているし長門は無口だ 朝日奈さんに限ってはドジっぷりに拍車がかかってるような気がする そう全て元通りになったんだ、これで良かったんだ しかし俺のハルヒに対する私怨は、まだ消えないままだ だが俺を生き返してくれた点については少しは評価してやろう この事件で色々なものを失い、その色々なものが元に戻った 幾つか失ったものはあるが、これから埋めなおせばいい これでいいんだ、これでハッピーエンドなんだ 俺の中で一段落つけると朝日奈さんが入れてくれたお茶をすすった 古泉(僕も涼宮さんのおかげで キョンたんのアナルを手に入れることが出来ました、フヒヒヒヒ!感謝感謝!)
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野試合SS・吊り橋その2 注・この番組はフィクションです。実在のダンゲロスSS4の人物・迷宮時計とは特に関係がありません 『世界の敵奪還作戦』第8話「決戦!!明石海峡大橋」 ○これまでのあらすじ 世界の敵こと森久保眞雪の力を狙い、謎の魔人集団に誘拐された撫津美弥子と愉快な友人たち。 そんな彼女たちを救出するために探偵と司書と戦闘員の少年が立ち上がった。 だが、美弥子たちを捜索する奪還チームの前に次々と立ちはだかる強敵たち。 そして豪華客船に現れた恐るべきスズハラ機関の刺客サンプル太郎を打ち破ったとき、 彼の持っていた情報から敵の拠点が関西にあることを突き止めたのであった。 「ヒャッハー!」「ヒャッハー!」「ヒャッハー!」「ヒャッハー!」 走行する移動図書館をバイクに乗ったモヒカン雑魚達が襲撃する。 左右に走行することによって攻撃を巧みに回避を続けるが、このままでは危険だ。 「ここで車を止めるぞ」 運転していた文が移動図書館にブレーキをかけ、車をストップする。 そしてそのまま、車から降りると襲い掛かるモヒカン雑魚たちを迎え撃った。 ここは明石海峡大橋。本州と淡路島を結ぶ世界最長の吊り橋である。 みなさんも関西のことはご存知であろう。 かつてEFB指定魔人コバヤシによって滅亡させられ、現在はモヒカン雑魚達が跳梁跋扈し、宛ら北斗の拳のような世紀末とかしている地域である。 さらに謎の支配組織関西新総統府による異様な実験が繰り返されており、美弥子と愉快な友人たちを攫ったのもその一巻であると思われる。 今襲いかかってきた彼らも関西新総督府のモヒカン養成施設『盛陽館(せいようかん)』によって育成されたエリートモヒカンたちであった。 「美弥子ちゃんも無事であればいいのだが」 幼い子供をさらうなどいかなる目的であっても許せるはずがない。 なんとしても連れ戻さなければならない。 「ヒャッハー!」「ヒャッハー!」 バギーや火炎放射器で次から次へと襲いかかってくるモヒカン達を返り討ちしていく。 恐るべきモヒカン雑魚たちも魔人機動隊を軽々と倒せる文の前では相手にならない。 そのまま進もうとしてその時であった! 「見つけたぞ!侵入者!」 その声がした方を一同見ればひとりの男がたっていた。 「真っ先に見つけられるとは俺様はついていたようだな」 「何者だ」 「貴様らをここで葬り去る男よ」 男は笑った。 「さあ、この関西新総督府・霧谷右獄(きりたにうごく)様のスピードについてこれるかなァァァァ!」 その言葉とともにまるで分裂したかのように霧谷と名乗った男の姿が無数に見えるようになった。 これは彼等の目の前で超高速で移動することにより、同時に何人もいるように見せているのだ! なんたるスピードか! 「どうだああ!この動き見切れまいいい!」 「見切れないというのなら」 文が図書館貸出カードを取り出す 「全てに投げつければいい」 取り出した貸出カードを同時にすべての霧谷に投げつける。 そして図書館貸出カードが霧谷を捉えるとそのまま突き刺さった! 「ば、馬鹿なああ」 叫び声とともに霧谷がそのまま倒れふせた。 だがその時であった! 「ヒヒヒヒヒィィ!霧谷さんに気を取られて油断しましたねェェェェェェ!!!」 新たな男がが橋の上空から文の背後を狙って飛び込んでくる。 戦場で油断した敵の背後を取り、抹殺する。これがいつもの彼のやり方なのだ。 「ヒヒヒヒヒィィ!この右代川柄秋(うしろがわがらあき)の前で背中を見せたのが運の尽きですよォォォーーーーー!」 危ない!このまま文の命は刈り取られてしまうのか! 「ゲボア」 横から割り込んだ一文字に殴られ右代川が吹き飛んでいく。そして橋から墜落しそのまま海へ落ちていった 「危ねーところだったな」 「すまない」 「いや問題はねえ」 「やれやれ、二人がやられましたか……この白平空裏巣(しろひらくりす)の研究成果を見せる時ですね」 白平空裏巣と名乗った痩せぎすの白衣の男が右手に持った薬品を自らの身体注射するとみるみるうちに肉体が膨れ上がっていく。 「所詮貴様らが倒したそ奴らは我ら関西十本刀一番の小物。ここからはこの蔵雲飛得郎(くらぐもぴえろう)の殺人ジャグリングの時間よ」 ピエロめいた服装の男がナイフをジャグリングしながら言った。 「いやいや、こいつらの首をちょん切るにするのはのは波佐見光角(はさみこうかく)様のハサミよ」 上半身がエビの姿をした男が両手のハサミをカチカチと鳴らす。 「死死死死死死死死死。この知恵院壮(ちえいんそう)の殺人チェーンソーの餌食になりなあ。 貴様らの首と胴体は綺麗にまっぷたつよ!!」 頭部にエコバックをかぶった巨漢の男がチェーンソーを振り回す。 「フフフ皆様。この加古野泥太(かこのでいた)の分析によれば我々が勝つ確率はほぼ100%。負けることなどありえません」 メガネをかけたサラリーマン風の男が不敵に笑う。 「フンまあ、彼らもなかなかやるようだが、スーパーエリートである私には及ばんだろう」 みるからに勝ち組めいた男が腕組みをする。 「なんでもいい。すべては俺の古代ローマ空手の前に塵となるのみよ」 忍者めいた姿の男が言った。 「このダンゴムシのたかしが全て磨り潰してくれるわ」 全身を装甲に身を包んだ男が最後に言った。 おお、見よ、あの恐るべき関西十本刀が勢揃いしているではないか。 みなさんも関西人ならご存知であろう。泣く子も黙るあの関西十本刀の伝説を。 奴らが刺客だというのか。何と恐ろしい。 果たして美弥子奪還チームは生きて帰れるだろうのか。 「スカッドストレイトバレット!」 「ば、ばかな、私の分析を上回っただと」 一文字の拳を受け加古野が崩れ落ちた。 これで関西十本刀は全滅。辛くも勝利することができた。 「恐ろしい奴らだったぜ」 「ああ、思ったより時間を取られてしまった」 一文字の力だけでなく、日車の探偵としての推理力、文の司書としての情報分析力がなければやられていたところであった。 だが、油断はできない。モヒカン雑魚たちは残っているのだから。 「急がなくてはいけません、あの橋の向こうへ」 「そうだな」 文が、一文字が、日車がモヒカン雑魚を蹴散らしながら歩みを進めていく。 こうして明石海峡大橋を突破した奪還チーム。 果たして淡路島に到達した彼等を何が待ち受けているのか。 そして彼等は無事美弥子たちを助けられるのだろうか。 ○次回予告 油断ならぬ強敵関西の刺客十本刀を打ち破った奪還チーム。 だが、新たな舞台淡路島に乗り込んだ彼らに待ち受ける新たなる罠。 立ちはだかる恐るべき魔人。そして密室殺人事件――― 探偵の推理光線が放たれたその時、あの男が再び現れたのだった。 次回『世界の敵奪還作戦』第9話「THE BEAST GUN」また見てくれよな! この番組は 代々木ドワーフ採掘団 ガーベラ・ストレート の提供でお送りしました ©MEIKYU NETWORK このページのトップに戻る|トップページに戻る
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SS職人 セッションログからSSを起こす人のことを総じてそう呼ぶ。 Aマホをより楽しむためにとても活躍してくれている。 見かけたらみんなで乙をしよう! 取り扱い上の注意 作家という生き物はウサギよりも寂しがり屋なので、感想を書いてあげると、とても喜びます。スルーにきわめて弱い生き物なので、適度にかまいつつ、次の作品をwktkしましょう。 SSがなかなかうpされないときは、たぶん職人さんが忙しいときです。筆が乗らなかったり、白いワニに食べられたり、遊び歩いていたりするのも、職人さんの仕事のうちです。 あんまり追いつめないで、適度に「マダ~?」と心の中で叫んでください。
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元スレURL 【SS】デュエルファイタールビィ 概要 MTGがクッソ弱い赤単使いの煽り屋ルビィ 練習台に挑発したにことデュエルすることになるも… タグ ^黒澤ルビィ ^矢澤にこ ^短編 ^コメディ ^バトル 名前 コメント
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3姉妹コラボSS ある晴れた日の午後、それは何の前触れもなく襲来した。 ハルヒ「やっほー、有希!妹達連れて遊びに来たわよ!」 アスカ「ファースト、あんたの事はウワサで聞いてるわよ~。」 綾波「……。」 アスカ「あんた、家事全然出来ないんですってね~。」 綾波「……。」 アスカ「全く情けないったらありゃしないわ。それに比べて私は家事全般ソツなくこなしてるわよ!ここら辺があんたと私の格の違いよねぇ~。」 綾波「……確かに私は家事は不得意。でも……。」 アスカ「でも?」 綾波「でも、そんな私を心配して碇君が様子を見に来てくれるから大丈夫。」 アスカ「な 、何 で す っ て ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ !」 綾波「……(´,_ゝ`)プッ 」 ハルヒ「有希、3人での生活はどう?うまくやってる?」 長門「……ユニーク。」 ハルヒ「そう、よかったわね!私の方はバカな妹達に振り回されて大変よぉ~。なんで姉の言う事を素直に聞けないのかしら!」 長門「……。」 ハルヒ「ほんっと、あいつらときたら……っと!そうだ!大事な話があったのよ。」 長門「?」 ハルヒ「キョンの妹から聞いたんだけど、先週の日曜日、私達にも内緒でキョンとみくるちゃんが二人きりで買い物に行ったらしいのよ!」 長門「!」 ハルヒ「べ、べつにアイツのことなんか何とも思ってないんだけどさ。ただ、SOS団の団長としては規律を守らせるために罰が必要だと思うのよ!どう思う?有希。」 長門「賛成。しかるべき処罰が必要。」 ハルヒ「やっぱそうよねぇ~!それで考えたんだけど、全裸で校庭10周+奉仕活動30日間とかはどうかしら?」 長門「やや甘い。全裸で校庭10周を町内10周に変更する事を申請。」 ハルヒ「おぉ!有希、今日は冴えてるわね~!じゃあさ、じゃあさ~……。」 二人の『キョン処罰会議』はまだまだ続く。 騒がしい二人の姉から少し離れた所で翠星石とルリは紅茶を飲んでいた。 翠星石「ルリが入れてくれる紅茶はなかなか美味しいですぅ。」 ルリ「ありがとう。安物なんだけど、そう言ってもらえると嬉しいです。」 翠星石「……それにしても翠星石のバカ姉共はどこに行っても糞やかましいですぅ!」 ルリ「元気のいいお姉さん達なんですね。」 翠星石「元気過ぎですぅ!たまには静かにしやがれですぅ。それに比べてルリの姉達は静かそうでうらやましいですぅ。一人交換してくれですぅ。」 ルリ「ハハハ……。私の姉達もかなり変わり者なのできっと苦労されますよ。」 翠星石「そうですかぁ。全く末っ子は損ですぅ。出来の悪い姉達に振り回されて苦労が絶えないですぅ!」 ルリ「ホント、そうですね。……だけど……。」 翠星石「ん?」 ルリ「だけど私はそんな出来の悪い姉達が好きなんです、たぶん。」 翠星石「ルリ……。」 ルリ「翠星石だってきっと姉さん達の事、好きなんでしょ?」 翠星石「べ、別に翠星石はアイツらの事なんか!す、好きなんかじゃ……ゴニョゴニョ。」 ルリ「ふふふ……。それに世話のかかる姉達をほっておく訳にもいかないでしょ?」 翠星石「そ、そうですぅ!あのメンヘラ姉達をほっておいたら大変な事になるですぅ!翠星石がしっかり世話してあげないと危なかしくて見ておけないですぅ!」 そんな二人の会話の外で姉達はまだ騒いでいる。 ルリと翠星石は肩をすかしながら姉達を見た。 ルリ「ほんと、バカばっか……ですね。」 翠星石「そうですぅ。バカばっかですぅ。」 言葉とは裏腹に二人は小さく幸せそうに笑っていた。
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140文字SS:ハピネス注入!冬のSS祭り2015【R18】 1.[競作2015]ひびかなバレンタイン『Delicious』/Mitchell Carroll 「美味しいよ、奏……」 チョコレートがたっぷりとかかった奏の小振りな胸に、カブリつきながら響は言う。 この極上のsweetsは、贅沢なことに二つもある。もちろん、響は両方ともいただく。 「もっと……もっと食べて、響……あたしを味わって……」
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キョン子 きょんこ 【キャラクター】 09-07-05最終更新 random_imgエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 「キョン子」とは、涼宮ハルヒの憂鬱の二次創作キャラクター。 主人公「キョン」の性別を逆転させたキャラクターである。 本来は男性である者が手術などで女性となった、というのではなく、本来的に女性として描かれている。 キョン子を含め、性転換シリーズのキャラクターは二次創作のため、作者ごとに異なる。 もっとも、元々のキャラクターから導かれる一定の要素は共通して備えている場合が多い。 キョン子の場合、もみあげやポニーテール、普段は面倒くさそうな風だが付き合いはいい性格(「ダルデレ」)などがある。 このようなファン活動は以前から主に腐女子の間であったらしいが、キョン子はニコ動ユーザーの間で人気を呼び、ニコ動においては「性転換シリーズ」と呼ばれ、著名になっている。 動画検索 「キョン子」でタグ検索 上位分類タグ 性転換シリーズ (タグ検索 → 検索結果) random_imgエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 動画 sm2639182ハルヒ性転換画像集【キョン子はみんなの嫁】 http //www.nicovideo.jp/watch/sm2639182 sm2734952【また】「性転換させてみた」でハ/レハ/レ踊らせてみた【未完成か】 http //www.nicovideo.jp/watch/sm2734952 か行の単語一覧にもどる 「キャラクター」に関する単語の一覧 トップページにもどる - -
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元スレURL しずく「SS屋ぁ~♪ SS屋です~♪ SSは要りませんか~♡」カラカラ 概要 SS売りの座長 タグ ^桜坂しずく ^上原歩夢 ^天王寺璃奈 ^優木せつ菜 ^エマ・ヴェルデ ^綾小路姫乃 ^中須かすみ ^短編 ^コメディ 名前 コメント
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決 勝 試 合 MAP 氷穴 戦闘領域:洞窟内 天然の冷蔵庫と呼ばれる氷穴を再現しました! 出入り口は2つですが、中は迷路のようにいりくんでいます。 綺麗な地底湖も見られますが、今の時期は薄く氷が張ってるようですね。 光苔が淡く照らしていますがツルツル滑るし視界もよくないので、 氷柱や氷筍で怪我をしないよう注意しましょう。 対戦者 白王みずきvs伝説の勇者ミド SS 白王みずき 伝説の勇者ミド 投票結果 投票結果